浮腫とは、浮腫に対しての看護

浮腫とは、細胞間質に水が過剰に貯留した状態のこと。いわゆる「むくに」。 重度の肝障害や栄養障害などで血漿タンパク質が減少すると、血漿の浸透圧が低下し、細胞間質の水を毛細血管内へと戻す力が減少する。うっ血性心不全や長時間の立ち仕事などでは、毛細血管内圧が高まり、細胞間質へ水を押し出す力が強くなる。リンパ管の閉塞、がんの手術などに伴うリンパ管の流れの障害による。組織の中ではなく体腔に液体が貯留することもある、胸腔に貯留するものを胸水、腹腔に貯留するものを腹水。
観察、浮腫の原因によって出現部位が異なる。定期的な体重測定と水分出納の確認を行う。
浮腫の軽減 浮腫のある部位を拳上したり、自動・他動運動を行って、浮腫の軽減をはかる。浮腫のある皮膚は血行が悪く冷感を生じやすい。寝具の調整や部位浴により保温し、抹消循環を改善することで冷感と浮腫を緩和する。
皮膚の保護と清潔 浮腫がある部位の皮膚は薄く傷つきやすいだけでなく、乾燥によるバリア機能が低下して感染をおこしやすい。皮膚を清潔に保ち、保湿クリームなどで保湿する。
圧迫の除去・褥瘡予防 浮腫があると抹消循環がわるくなり、褥瘡がおこりやすい。寝衣や寝具のしわを十分にのばし、局所への圧迫を除去することで褥瘡を防ぐ。
環境の調整 下肢の浮腫があると感覚が鈍くなりバランスがとりにくくなる。そのためふらつきや転倒をおこすおそれがある。安全に歩行できるようベット周囲を整理し、はき物を調整する。
食事療法の管理 ①塩分制限 浮腫はナトリウムと水の排泄が障害されておこるため、これらの摂取を制限する。
②タンパク質の摂取または制限 低タンパクによる浮腫の場合は、指示されたタンパク質を摂取できるようにする。一方、腎炎などタンパク代謝産物の排泄が障害されている場合は、タンパク質の摂取が制限される。
薬物療法の管理 浮腫の改善のため利尿薬が投与されることがある。低カリウム血症など電解質のバランスがくずれやすいため、与薬の効果とともに副作用を観察する。
ことが浮腫症状がある人や、患者への対応、看護です。
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